シード奪取危機「覚悟はできている」  15日(木)に開幕する「ウィンダム選手権」は米国男子ツアーの今季レギュラーツアー最終戦。今大会を終えた時点でのフェデックスカップポイントランキング、または賞金ランキングで125位に入れなかったプレーヤー(ポi20アイアンイントランキングで200位まで)は、2週後に始まる下部ツアー選手との4試合にわたる入れ替え戦「ウェブドットコムツアーファイナル」への出場を強いられることになる。    ツアーに本格参戦した今季、石川遼の現在のランキングはともに151位。今週は4位前後の成績を収めれば、逆転シード確定の可能性が出てくる。しかし、崖っぷちに立たされた今、「ほぼ入れ替え戦に出ることを、もう覚悟しi20ている」というのが本人の心境だ。    もちろんこの最終戦での活躍を諦めたわけではない。客観的に自分を見つめて思うことだ。「今シーズン、優勝も、2位になったこともない。もちろん目標は常に高いところにある。でも一度もその成績が出ていない」。11年には「WGCブリヂストンインビテーショナル」で4位、12年は「プエルトリコオープン」で2位に入った。ところが今季は5月の「HPバイロンネルソン選手権」での10位が最高位。来月に22歳となるルーキーの胸の内は、いつも怖いもの知らずのポジテピンi20ドライバーィブマインド、といった過去のそれとは違う。    苦戦は覚悟の上だったが、壁は高かった。ただボールを打つという、ひとつひとつの技術でいえば、他選手に大きく引けを取るとは思i20ドライバーわない。だが「良い状態が4日間続いたことが、ほとんどなかった」と振り返る。    今季は開幕直後からウェブドットコムツアー出身選手の活躍が目立った。そのため、これまでの勢力図に少なからず変動が生じている。パドレイグ・ハリントン、トレバー・イメルマンらY.E.ヤン・・・らメジャー覇者たちも現在のランキングは126位以下。この世界一の選手層を誇るツアーを石川は「ちょっとつまずいただけで、一気に落ちてしまう。自信を失いやすいフィールドだと思う」と表現した。    目下シード確保危機にある選手たちの中には、石川と同様、将来を嘱望された若いプレーヤーもいる。地元アメリカのバド・コーリーは一昨年に、わずか8試合でシード権を獲得し、リッキー・ファウラーのライバル候補に位置付けられた選手だ。しかし現在のランキングは130位。「今年はずっとドライバーが不調で・・・。今週はいいプレーをしなくちゃいけない。でも、(シードのことを)考えるのは決して良いことじゃない」と悲壮感が漂う。    
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