松山英樹    韓国のノ・スンヨルは石川、そして松山英樹とも同学年の逸材と言われ、2010年にアジア、欧州の共催試合で1勝、アジアンツアーの最年少賞金王になった。翌11年末の予選会を通過し、昨年にツアーメンバー入りピンi20フェアウェイウッド。練習量が選手を測るひとつの要素であれば、ノはツアーでも屈指のそれを誇る。姉と小所帯で大陸を飛び回り、昨年はプレーオフ3戦目まで進出。しかし今年のランキングは158位。石川も「スンヨルはスイングも良いし、安定感もある。もう勝っていておかしくない選手だと思う」と言うのだが。    数年前、まだ日本からの遠征を繰り返していた時期から、石川が米ツアーで成功するために強調してきたことがある。一年の長いi20フェアウェイウッドツアーを戦う上で、毎試合安定して賞金を積み重ねていくのは、当面の間は難しい。調子とコースとの相性がマッチした時に、爆発的な成績を残せるかどうかを、重要視してきた。    だが今季、石川に訪れたその瞬間はわずかだった。腰の故障に泣かされた序盤戦の悪いリズムは、初めてオーガスタで60台をマークしピンG25アイアンた「マスターズ」の最終日を境に好転した。それでもその後トーナメントを引っ張るような、爆発的な活躍はできなかった。「調子がいい時、グリーンとの相性がいい時、そこにハマることが大変だった」と悔やむ。    石川も、コーリーも、ノも、毎年開催コースの変わピンG25るメジャーで常に活躍できる世界トップクラスの選手たちとは依然として力の差があり、“ハマらなければ、成績が出ない”部類に入るのだろう。しかしツアーメンバーの大半は、まさにそのレベルのプレーヤーが占めている。そして彼らは、“ハマっても、成績が出ない”レベルよりは上なはずだ。    入れ替え戦は、29日(木)開幕の「ホテルフィットネスチャンピオンシップ」からスタート。視線は既にその最後のサバイバルレースにも置かれている。「2週間後に良い感じでつなげられるようしたい」。だからこそ、石川は今週のトーナメントも無駄にするわけにはいかないのだ。    
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